2012年08月24日

善意の修復作業

ROCKET NEWS 24 より・・・・



善意の修復作業

スペインのSanctuary of Mercy Churchという教会には、

画家Elias Garcia Martinezが約100年以上前に描いた

「Ecce Homo(この人物を見よ)」というイエス・キリストのフレスコ壁画

がありました。


善意の修復作業


↑ 元々の壁画


善意の修復作業

↑ 劣化し始めた壁画


しかしその壁画は湿気のせいで、18ヶ月前からぼろぼろ崩れ始め、

徐々に元の姿を失いつつあった。

地元に住む80代の一人の女性は、それを見て、あることを決心

したそうです。

「壁画の劣化を、ただじっと見ているだけなんてできない。

 私が修復しよう!」



すると彼女は、塗料と筆を手に、自らキリスト壁画修復作業を開始。

教会の運営者の許可もないまま、彼女だけによる修復は着々と

進められていった。

そして彼女の修復がついに完了した時 その壁画を見た人々は

凍りつきました。

なぜなら彼女の絵が、恐ろしく下手だったから! 



善意の修復作業

この修復を行った本人も、さすがに「これはダメだ!」と

気づいたようで、文化事業を担当している

市会議員Juan Maria Ojedaさんに連絡をとった。


そしてさらに悲しいことに、地元のカトリック文化財団

「Centre for Borjanos」は、

この壁画を描いた画家Elias Garcia Martinezの孫から、

壁画修復のための寄付金を受け取っていたことが判明。

つまり、あと少しでプロによる修復が開始される予定だったのです。


「元々の壁画の価値はそんなに高くはありませんが、

人々の愛着がつまったものでした。

80代のその女性は、見たところ、

自分を芸術家だと思っているようです。

彼女は誰からの許可も得ず、今回の行動に至りました。

教会には多くの人が訪れるので、教会はいつも公開されています。

しかし見張り人がいたにもかかわらず、彼女がことを終えるまで、

誰も彼女がしていることに気づきませんでした」


今後の予定については、市会議員のJuan Maria Ojedaさんが

次のようなことを話している。

「彼女は善意のもと、このようなことを行ったんだと思います。

来週彼女はプロの修復者と会い、

今回の修復にどんなものを使ったかを説明する予定です。

もし修復不可能と判断されたら、

壁を壁画の写真で覆うことになると思います」





本人インタビュー動画 ↓ 






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Posted by taroimo at 17:04│Comments(2)youtube 動画
この記事へのコメント
初めまして☆いつも読ませて頂いてます!大ちゃんの事やチョイスするネタがとても大好きです
今回のネタも私のツボでした(笑) 次回もえぇー!?ってなるネタ待ってます!
Posted by R0213 at 2012年08月25日 16:13
R0213 さん
飽きずに読んでいただいてありがとうございます。
妻のネタなら タンマリあるんですが
「私のネタは高いわよ!チャリ~ン」なんていわれるので、妻ネタは控えめなんですよ。
Posted by taroimotaroimo at 2012年08月25日 18:34
 
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